MT4のEAにおけるフォワードテスト活用法

バックテストは過去の相場においてEAがどのような成績を出すのかを検証したものです。それに対しフォワードテストは、現在の相場においてどのようなパフォーマンスをするかをMT4で検証したものになります。フォワードテストは以下のように活用します。

▷本番に近いデータが取れる
フォワードテストは、デモ口座で稼働させるか、または少額の資金で実際のリアル口座で稼働させるかいずれかで検証します。リアル口座でのほうが本番に近いデータを取れるのが特徴です。

▷EAやFX業者の見極め
バックテストの結果はデータの操作によって魅力的な結果となるよう調整されていることがあるため、MT4やEAの取引に慣れている方ほどフォワードテストの結果を重視します。故意的にフォワードテストの結果が公開されてないこともあるため、EAやFX業者の信頼性に欠ける場合もあります。

▷約定力やスリッページなどの判断
バックテストでは約定力やスリッページ、スプレッドなどは考慮されていないため、実際の取引ではバックテストの結果よりは悪い成績となってしまいます。リアル口座でのフォワードテストであれば、そういった取引コストなども反映されるためより本番に近い結果を出せます。

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